2011年10月1日土曜日

ニュージャージーの女帝に合掌を


「文化系のためのヒップホップ入門」のリリースを前にして、最初のラップ・レコードであるシュガーヒル・ギャング「ラッパーズ・デライト」のリリース元、シュガーヒル・レコードのオーナーだったシルヴィア・ロビンソンが亡くなってしまった。死因は心不全で享年75歳。ミッキー&シルヴィア名義の「Love Is Strange」のとき20歳なのは納得でも、熟女オーラがムンムンの「Pillow Talk」のときまだ37歳だったとは。 
個人的に一番好きなシルヴィアの曲はこれ。メロウ!

Sylvia - Next Time That I See You  
女性でありながら早くからレーベル経営者となり、成功はしたものの、オール・プラチナム・レコード時代の最大のスター、モーメンツには逃げられ、シュガーヒル時代には、後にタックヘッドになるハウスバンドの面々の音楽性を認めないどころか金もろくに支払わず、「No Sell Out」なんてディス・シングルを出されてしまったシルヴィア。しかし金にがめつい面が無ければ、30年近くインディペンデントで活動を続けることは不可能だったはず。ご冥福をお祈りします。喪主は、母さんに「サウス・ブロンクスからラッパーを連れてきて」と頼まれたのに、面倒くさくて近所の奴ら(後にシュガーヒル・ギャングを名乗る人々)を連れてきてしまったダメ息子が務めるのかなあ。

 Sugar Hill Gang - Rappers Delight  

 Alicia Keys and Ray, Goodman & Brown - You Don't Know My Name  
アリシアが自分の大ヒット曲を、モーメンツの面々をコーラスに迎えて、ニュージャージーソウル風にリアレンジ。甘く狂おしくやるせない!

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