2011年10月12日水曜日

映画落ち穂拾い。


公開から時期が経ってしまったのが多いので、一作ごとに「この映画が気にいったらこちらもオススメ」的な映画を紹介してみることにする。


『モールス』
『勝手にしやがれ』よりも『ブレスレス』を、『オープン・ユア・アイズ』よりも『バニラ・スカイ』を愛する自分としては、当然『ぼくのエリ』より80年代米国サバービアを舞台にしたこのリメイク版の方が断然好み。クロエ・モレッツとコディ・スミット=マクフィーがゲーセン・デートする時にうっすらとカルチャー・クラブ「君は完璧さ」が流れていたりするのが堪らない。

 こちらもオススメ!『ブレスレス』
あのゴダール『勝手にしやがれ』をリメイクした本作は、オリジナルの原題を英訳するとジェリー・リー・ルイスのヒット曲と同名になるのをいいことに、ロカビリー好きのバカが暴走する怪作に。これを観ずしてリチャード・ギアは語れまい。


  『カンフー・パンダ2』
主人公が敵陣に乗り込んでくるのを見た敵兵が「フカフカして可愛いです!」と言ったり、虎の肉球が柔らかそうだったり、ヤギのオババが隙さえあらば布を食べようとしたりと、前作より動物ネタのギャグが効いた快作。何でもジャック・ブラックの依頼を受けてチャーリー・カウフマンが脚本の手直しを手伝ったらしいんだけど、これらもカウフマンが考えたギャグなのだろうか? だとしたら「雇われ仕事だとあんたプロっぽい!」と賛辞の声を送りたい。

 こちらもオススメ!『脳内ニューヨーク』
詳しくは『映画秘宝EX 映画の必修科目01 仰天カルト・ムービー100』をどうぞ。


『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
4月公開予定だったのが、311の影響で公開延期になっていた作品を失われた時を取り戻すために鑑賞。その実態は、宇宙人との戦いという大事件を、一小隊の視点から描いたSF版『プライベート・ライアン』であった。空軍の情報担当兵のはずなのに、バズーカやマシンガンで宇宙人を殺しまくるミシェル・ロドリゲス姐さんが素敵すぎる。ニーヨが最後まで生き残っていたのも嬉しかった。 

こちらもオススメ!『スターシップ・トゥルーパーズ』
宇宙人との戦いを、大本営発表の視点から描いた、悪い冗談のような映画。超能力を持つ将校を演じているのが、『ママと恋に落ちるまで』のニール・パトリック・ハリスっていう今となってはアレなキャスティングがそれをさらに助長している。


  『スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション』
「子どもが子どもなのは今だけだから、家族は今という時間を大切にすべき」という真摯なメッセージを、ローズ・マッゴーワンとの浮気が原因で家庭崩壊してしまったロバート・ロドリゲスが切々と語る、これまでで最もストーリーがちゃんとしているシリーズ第4弾。スパイ犬が尻からオイルや黒いパチンコ玉を出して追っ手を転ばすシーンに、自分の中にいる5歳児が狂喜した。 

こちらもオススメ!『グラインド・ハウス:プラネット・テラー』
これが離婚の原因だ!


  『ワイルド・スピードMEGA MAX』
『ハリー・ポッター』と『ワイルド・スピード』の第1作が公開されたのは2001年。つまり我々はこの二つのシリーズを見続けているうちに無為な十年間を過ごしてしまったわけだが、『ハリポ』は完結したのに、『ワイルド・スピード』は、ここに来てのロック様投入でまさかのパワーアップ。終わる気配が全くない(そして第3作で渋谷で死んだはずのサン・カンも永久に生きそうだ)。でも作品としての完成度は前作より上がっているのだ。次作もきっと観る。

 こちらもオススメ!『サウスランド・テイルズ』
ヴィン・ディーゼルも嫌いではないけど、何十倍もロック様の方が好きなのは、この映画に出ているから。「猿の魂は四次元を超えられない!」


  『ステイ・フレンズ』
かつて刑事ドラマや西部劇にあった、男同士の熱い友情を描いたバディムービーを、ラブコメのフォーマットに落とし込んだのがジャド・アパトウ絡みの一連の”ブロマンス映画”だったわけだが、本作はそれをもう一回異性に戻してみたコメディ。ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニスの相性が無茶苦茶イイ。同種の作品にアシュトン・カッチャーとナタリー・ポートマンの『抱きたいカンケイ』という先行作があったけど、後半フツーの恋愛モノに堕ちてしまうあちらとは対照的に、本作はあくまで”友情の再構築”へと向かう。そこが正しい。監督のウィル・グラッグは『EASY A』と本作によって、自分の中で最も注目すべき映画作家となった。

 こちらもオススメ!『抱きたいカンケイ』
白鳥(ナタ子)が、黒鳥(ミラ・クニス)にはエロさでは勝てないことを実証した作品。


 『猿の惑星:創世期(ジェネシス)』
今、日本に求められているのはシーザーさんのようなリーダーだ! 

こちらもオススメ!『キング・コング(2005年版)』
シーザーさんのムーヴを担当したアンディ・サーキスが演じた”もう一匹の猿”を堪能出来る作品。

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