「モダンアート、アメリカン」@国立新美術館
近代アメリカの画家は、フランスの有名画家の作品のついでに展示されることが多いので、「おっ、いいな」と思ってもすぐに名前を忘れてしまったりするのだけど、これはアメリカ人オンリーの展覧会なので、一人一人の作風をじっくり確認できた。気にいったのはアーサー・G・ダヴとフランツ・クラインあたり。
「トゥルーズ=ロートレック展」@三菱一号館美術館
丸の内のど真ん中にある三菱一号館美術館は、オープン以来展覧会を通じて「東京を含む近代都市のルーツは、19世紀パリにある」ことを手を変え品を変え語り続けているわけだが、そういう意味ではロートレック展は真打ち登場と言えるかもしれない。下層階級の女子に共感を寄せる上流階級のボンである彼が、あと10年ばかり長生きしたのなら、パリにやって来た永井荷風と意気投合したかもしれないなと思った。
『ムーラン・ルージュ』でロートレックを演じたジョン・レグイザモによる映画宣伝ショートビデオシリーズ「Toulouse Tonight」
2001年作品でこんなことやっていたのは当時としては新しかった。
「生誕125周年 萩原朔太郎展」@世田谷文学館
そのフランスに憧れる詩で有名な朔太郎の回顧展。センスいい!しかしついでに展示された娘の葉子センスのアウトサイダー・アートばりの作品が禍々しさで父親を圧倒していたのも、また事実なのであった。
