「文化系のためのヒップホップ入門」が発売されました!


「文化系のためのヒップホップ入門」がアルテスパブリッシングから発売されました。

共著者の大和田俊之さんは、慶応大准教授でアメリカ文学の研究者にして、「アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで」というアメリカ音楽史を俯瞰する素晴らしい本を書いた気鋭の音楽研究者でもあります。
本は、二人がヒップホップの歴史とその裏側を語っていく対談形式になっています。
主に、ヒップホップについては門外漢の(もしくはある時期までは聴いていたけど、途中で分からなくなって聴くのを止めてしまった)洋楽ファンを対象に書かれていますが、ヒップホップ・ヘッズも読んで損はない本に仕上がったんじゃないかと。2000年代以降のシーンについて触れた本も、ヒップホップの通史とディスクガイドがコンパクトに1冊にまとまっている本も珍しいと思うので。
大和田さんの紹介する学界における最新の研究成果、そして「ハイスクールU.S.A.」同様に無駄なトリビアも満載なので、気楽に読んでいただければ有り難いです。
イベントも幾つか予定してますので、よろしく!

「文化系のためのヒップホップ入門」
目次
ヒップホップの壁を越えて introduction
第1部 ヒップホップの誕生
ブロック・パーティ期/オールドスクール期
第2部 イーストコースト
第2世代の登場/サンプリングによるトラック作り/ラップは何を言っているのか?/パブリック・エネミーとネイティヴ・タン
第3部 ウェストコースト
ギャングスタ・ラップ登場/ギャングスタ・ラップのサウンド/西海岸のアンダーグラウンド・シーン
第4部 ヒップホップと女性
第5部 ヒップホップ、南へ
ヒップホップ・ソウル/ティンバランドのサウンド革命/南部の時代
第6部 ヒップホップとロック
第7部 ヒップホップの楽しみ方

CDガイド100
オールドスクール~エレクトロ期/イーストコースト/ウェストサイド/ヒップホップ・ソウル~サウス/ヒップホップの現在/

コラム
シグニファイング──“もの騙る猿”について/アフロ=フューチャリズム/アフロ=アジア的想像力/ビーフの歴史/サンプリングと著作権/ライム(押韻)と詩の伝統
on 10/06/2011 by 長谷川町蔵(はせがわまちぞう) |