今週のTOP5


Beyoncé - XO のPV
新作からのシングル。曲はフツーだけど、とにかく監督を務めたテリー・リチャードソンの巧さを思い知った。優秀なカメラマンの条件とは構図や照明のテクニック以前にシチュエーションを考える力なのだということを今さらながら再確認した。



ジュノ・ディアス「こうしてお前は彼女にフラれる」
「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」で脚光を浴びたドミニカ系アメリカ人作家の短編集をようやく読了。こちらは「オスカー・ワオ」の語り部ユニオールが主人公なのだけど、「オスカー・ワオ」のスピン・オフというよりはこちらの方がディアス的には本流の様子。ユニオールの育った環境が著者とほぼイコールなのだ。ニュージャージーのヒスパニック・コミュニティの濃い描写は相変わらず興味深い。


  Haden Triplets『Haden Triplets』

以前からライブでは活躍していたチャーリー・ヘイデンの三つ子の娘(うちペトラとレイチェルは元ザット・ドッグ、タニヤは現ジャック・ブラック夫人)によるユニットが遂にアルバム・デビュー。プロデュース&ギターがライ・クーダーということもあってベリー・アメリカーナな和む内容。しかしハーモニーがひとり多重録音のようにキマっていることには驚く……三つ子だから当然なのだが。

The Haden Triplets Album Preview
 


『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
アレクサンダー・ペインの新作を試写で鑑賞。何とモノクロ! 中西部の限界集落を舞台にした老人ドラマで、ブルース・ダーン畢生の名演技が炸裂する。息子を演じた元『SNL』のウィル・フォーテもいい味出している。それにしても『8月の家族たち』といい、今や老人介護はハリウッドの裏トレンドだ。



ブルックス・ウィーラン「2013」

2013 from brooks wheelan on Vimeo.

今季『SNL』に加わったメンバーの中で最も目立っていないメンバーとして知られるお笑い芸人ブルックス・ウィーラン。でも彼が昨年1年の暮らしを365秒(つまり1日1秒)にまとめたビデオを見ると、相当センスがいい奴であることが分る。スケボーやトレッキングが好きなお笑い芸人って何だか新しい!そんな彼に日の目が当たることを祈りたい。