今週のTOP5


『Escape From Tomrrow』 
フロリダの某ネズミーワールドでゲリラ撮影したホラー映画を日本公開に先んじてDVD鑑賞。内容もさることながら、特典のメイキングが面白い。監督が雇った弁護士(著作権をクリアー!)が滅茶苦茶仕事出来そうな顔してる!
『Escape from Tomorrow』はキャノンの市販のデジカメ”5D”のモノクロモードでロケ撮影されている。ノア・バームバックの新作『フランシス・ハ』と同じだ。このトレンドに若者はみんな追随した方がいい! スタビライザー?ドリー?そんなものいらない。この映画ではカメラマンが車椅子に座って膝の上にデジカメ置いて撮っていたよ。





PSY - HANGOVER feat. Snoop Dogg
ゲストのはずのスヌープがほぼ全編ラップ!そして曲名が曲名なのでPSYがケン・チョンにしか見えないよ。でも良いビデオ。



Grace Jones「Nightclubbing」
1981年作品。アナログで持っていたけど、デラックス・エディションのCDをあらためて聴く。高いスタジオで腕利きのミュージシャンに演奏させないと作れない音楽(つまり今では作ることの出来ない音楽)の好サンプル。ブックレットのライナーも貴重。スライ&ロビーのロビー・シェイクスピア「(当時レゲエ界ナンバーワンのベーシストだった彼が、アルバムでファンクを演奏させられたことについて)全然こだわりなかったよ。ナイトクラブではトップ40物とかディスコ・ヒットを演奏していたしね。」……当時もナイトクラブでバイトしてたのかよ!


Grace Jones - Pull Up To The Bumper



『イヴ・サンローラン』
主演のピエール・ニネのそっくりさんぶりが話題沸騰の伝記映画を鑑賞。公私に渡るパートナー、ピエール・ベルジェの視点で描かれているので、若くして結ばれたゲイ・カップルが添い遂げる話として描かれている。なので映画として一番近いのはクリント・イーストウッドの『J・エドガー』。 驚いたのは、サンローランの悪友(愛人を共有してる時期も!)としてカール・ラガーフェルドが登場すること。ぼんやり二世代くらい違うと思っていたけど調べたらサンローラン36年生まれ、ラガーフェルド33年生まれとラガーフェルドの方が年上だった。ラガーフェルドが今のルックスになったのはエディ・スリマンがデザインしたディオール・オムのスーパースリムなスーツを着たいばっかりに60代半ばで大減量をして以降のことらしい。そのスリマンは今サンローランのデザイナーをやっている。




「トニー賞授賞式2014」
ゴージャスな生パフォーマンスと司会(今年はヒュー・ジャックマン)の頑張りぶりで、最近はアカデミー賞よりよっぽど面白いブロードウェイの祭典。今年はCM入りに、『ジャージーボーイズ』を映画化する前述のイーストウッド翁に、2012年の共和党大会で披露した「椅子への説教」を再現させる暴挙に。その結果、巨匠が単なるボケ老人にしか見えなくなってしまった……。このギャグ考えたライターはスゲエ!