8月の営業報告


アイドル映画特集の「キネマ旬報 2014年8月下旬号」ですが、私は『クイーン・オブ・ベルサイユ』について書いています。


「ENGLISH JOURNAL 2014年9月号」の連載「シネ曼荼羅〜ベイビー」でも『クイーン・オブ・ベルサイユ』を取り上げていますが、書いている内容は全く違いますのでこちらも是非〜。

『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』予告編


「クイック・ジャパン115号」で『エスケープ・フロム・トゥモロー』を紹介しています。


「映画秘宝 2014年 10月号」ではサントラコラムのほか「ヒップホップ映画」選とまさかのリメイク版『エンドレス・ラブ』評を担当してます。


「CDJournal2014年 9月号」に「アメリカ学園天国」が掲載。こちらでもリメイク版『エンドレス・ラブ』を取り上げてます。怖いものみたさの人にはオススメの作品です!

リメイク版

オリジナル版


初登場の「SPUR (シュプール) 2014年 10月号」では 映画コーナーで『イヴ・サンローラン』を紹介しています。


FUTABA+京都マルイ店さんが、私のブログの紙版「長谷川町蔵の文章 2009〜2010」の取り扱いを開始しました。関西方面ご在住の方、よろしくお願いします!


「ミュージックマガジン 2014年 09月号」では、それぞれ大評判のドクター・ジョンの新譜評と「ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法」の書評を書いています。

Greg Phillinganes - Lazy Nina
『ナイトフライ』セッションのボツ曲をセッション・キーボーディストが自分で録音。スム〜ズ!


Sony Selectのコラムが更新されています。こちらは今回で最終回になります。


以上、よろしくお願い致します。

今週のTOP5


HAIM 「My Song 5 ft. A$AP Ferg」のプロモビデオ
エイサップ・ロッキー、ビッグ・ショーン、ケシャ、ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラといった豪華なメンツが次々と顔を出す中、SNLのヴァネッサ・ベイヤーが一番目立っているのが嬉しい!



『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』
試写で『Ted』のセス・マクファーレン新作。米国民がファンタジーを抱く西部開拓時代に泥水を浴びせる「ホントは怖い開拓時代」コメディ。日本も「ホントは怖い江戸時代」コメディを作るといいよ。



ドクター・ジョン「スプリット・オブ・サッチモ」
前作も傑作だったけど今作もグッド。オッサン調子いいなあ。
サッチモの自宅のピアノを弾くドクター。



「情熱大陸 嵐を追う写真家“ストームチェイサー”青木豊。 荒ぶる空に魅せられた男が、アメリカの竜巻に挑む。」
この番組では久々の大ヒットだったと思う。こういう人の存在をもっと教えて!


Souls Of Mischief「There Is Only Now Import」
全曲のプロデュースも手がけるエイドリアン・ヤングのレーベルからリリースされた新作は、元ATCQのアリをラジオDJに見立てて送るコンセプト・アルバム。90年代懐古路線ではあるのだけどスヌープやバスタら現役スターの客演もあるなど華やか。一時期より西海岸地下シーンとメジャーの交流が進んでいる気がする。

Souls of Mischief - There Is Only Now feat Snoop Dogg

今週のTOP10


Marsha Ambrosius feat. Dr. Dre - Stronger
新作『Friends & Lovers』からのリード曲なんだけど、これがジェルー・ザ・ダメジャ「Come Clean」のオケに乗ってシャーデー「Love Is Stronger Than Pride」をカバー、しかも現アップル社員ドクター・ドレーがラップで参加するという合体ロボのようなナンバー。それにしても自分ではリリックを書かないドレーのリリックは誰が書いているのだろう?フロウから推測するにケンドリック・ラマー?



Sade - Love Is Stronger Than Pride (Mad Professor's Lovers-Rock ReMix)
この曲はこのリミックスもいいんだよね〜。夏に聴くと最高。


『私はリズム&ブルースを創った ―― 〈ソウルのゴッドファーザー〉自伝』
アトランティックの副社長で、アレサのプロデュース、スタックスやマッスルショールズ勢との共同作業で知られるジェリー・ウェクスラーの自伝本。社長であるアーメット・アーティガンの評伝本と対で読むと色んなことが見えてくる。あとはもう一人の副社長で、MJQやコルトレーン、オーネット・コールマンをプロデュースしたネスヒ・アーティガン(アーメットの兄)の評伝本が出たら完璧なんだけど。

George Michael - Careless Whisper(Jerry Wexler Version )


自伝でも触れられているマッスルショールズで録音された幻のバージョン。今となってはこちらの方が普遍性が高いアレンジだと思うけど、あの時代としてはちょっと地味。なのでジョージ・マイケルの判断は正しい。


モリッシー「World Peace Is None Of Your Business 」
音楽以上にタイトルのセンスが素晴らしい。


小沢征爾のレペゼン・ボストンぶり。
NHKで目撃して驚く。ソックスはもちろん赤!


New Edition - Can You Stand The Rain


奴らもボストン出身だぜい。ボビー・ブラウン在籍時よりも最近この時期の曲がキテる気がする。


リアム・ヘイズ「Korp Sole Roller」
ロマン・コッポラ監督作『チャールズ・スワン三世の頭ン中』でも音楽を担当していた彼の新作。まるで70年代にひっそりと発売された幻のアルバムにようなサウンド。

Liam Hayes - Rock and Roll


ジルベルト・ジル『Gilbertos Samba Voce E Eu』 
ジョアン・ジルベルトへのトリビュートを、自分の息子と義理の甥(にしてカエターノの長男、ややこしい!)にプロデュースさせたブラジル音楽史を俯瞰したようなアルバム。ワールドカップの余熱のBGMに最適。



エミリー・ブラウニングが歌う『God Help the Girl』主題歌


ベル&セバスチャンのスチュワート・マードック監督&脚本のネオアコ・ミュージカル映画の主題歌。60年代イエイエ風であると同時に90年代渋谷風味でもある不思議さ。


冨田 恵一『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 』
「サンレコ」と「ADLIB」が普通の本屋で売っている日本だからこそ生まれた怪著。

Greg Phillinganes - Lazy Nina

『ナイトフライ』期のボツ曲を、セッションに参加していたフィルゲインズが再利用。スム〜ズ!

セイント・ヴィンセント「St. Vincent」
デヴィッド・バーンとの共演盤の成果がフィードバックされてとても良い感じに。音がえらくゴージャスだなと思ったら24トラックアナログ録音だってさ。

St. Vincent - Digital Witness

キース・ジャレット&チャーリー・ヘイデン『Last Dance』
チャーリー・ヘイデンさんのご冥福をお祈りします。

Keith Jarrett & Charlie Haden - "Last Dance" Album Sampler

今週のTOP5


Got A GirlのCDアルバムのデザイン
 『スコット・ピルグリム』への出演などで知られる女優のメアリー・エリザベス・ウィンステッドがダン・ジ・オートメーターと組んだユニット、Got A GirlのCDアルバムのデザインが常軌を逸して渋谷系なことに驚く。コンテンポラリー・デザインかよ!

 Got a Girl - "Did We Live Too Fast"

音もフレンチ風。

 ちなみにこれは架空CM。シブヤで会いたい!
 


プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド(ブルーノート東京) 
90年代に本拠地ニューオリンズで見たときは、単なるディキシーランドジャズ伝統保存委員会だったのに、なかなかカッコいいアメリカーナ・バンドに模様替えしていて驚く。まるで抹茶ラテが美味い町家カフェみたいだ(一応褒めてる)。

 Preservation Hall Jazz Band - That's It!

 


『フランク』 
マイケル・ファスベンダーがお面を絶対脱がないカリスマ・ミュージシャンを演じた(つまり映画中ずっと被っている!)話題作を試写で鑑賞。てっきりシュールなコメディかと思ったら、目指すものが成功なのか前衛なのかでバンド内が揉めるインディロックバンドあるある映画だった。でもラストはシンミリ。

   


山下達郎ライブ(NHKホール)
人生初生タツ。今回はヒットシングルを排除したマニアック・ツアーとのことだけど(来年がデビュー40周年でお祭りっぽくなるかららしい)、逆に16ビートファンク中心の自分好みの選曲になっていて大満足。亡き師へのオマージュぶりにも泣けました。

 Nick De Caro - Only With You
 

ニック・デカロが90年に発表した山下達郎カバーアルバムより『Big Wave』収録曲。このバージョン、超イイ!


『タイム・イズ・イルマティック』
ナズのデビューアルバムがリリースされるまでの半生を振り返ったドキュメンタリー映画を試写で鑑賞。サウンドやリリック以上にクイーンズ・ブリッジのプロジェクトの実情が語られる映画で、米国社会に興味がある人は必見かと。日本より自治体の分権が極端な米国では、税収が少ない公立学校では質の低い教育しか受けられない。その弊害をナズは映画を通して延々語っている。「俺も芸術系の高校に行ければ何とかなったかもしれないけど、そういう環境じゃ全然なかった」とか。それがラストの彼の行動へと繋がっている。ナズは確かにプロジェクトの生まれだけど、父親のオル・ダラはロフト・ジャズ界隈のミュージシャンで、育った家には歴史から文学まで色んな本が転がっていたという。つまり彼は家庭環境に恵まれていた。そうじゃない子には教育が重要ってこと。それは日本も同じだよね。

『タイム・イズ・イルマティック』予告編




OLU DARA - Your Lips



ちなみにナズ父は今こんな音楽をやっている。この父がいて息子あり。

7月の営業報告


BRUTUS (ブルータス) 2014年 7/15号の特集内ミニ企画「名作ドラマ、私ならこうリメイクします。」に参加してます。お題は日本のドラマをアメリカで妄想リメイクするというもの。私は「もう誰も愛さない」をリメイクしてみました。


CREA (クレア) 2014年 08月号に「長谷川町蔵のGREAT CINEMA」が掲載。今回で最終回です。メジャー誌とは思えない勝手が出来て楽しかった。


ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2014年 08月号に連載コラム「シネ曼荼羅〜ベイビー」が掲載。今回は媒体的にもこれしかない!ということで『マダム・イン・ニューヨーク』を取り上げています。


月刊 スカパー ! 2014年 07月号で『スーパーフライ』(もちろんブラックシネマの方)について書いています。目次のページです。


「T.」No.26で、ラストがビックリのジェイク・ギレンホール主演作『複製された男』評を書いています。


映画秘宝2014年 09月号では、サントラコラムに加えて『シュア・シング』と『ピクニックatハンギング・ロック』のDVDを紹介してます。

『シュア・シング』予告編
 

ミュージック・マガジン2014年 08月号では、ビートルズ『ハードデイズ・ナイト』のブルーレイ、クール・キースの新譜、「松尾潔のメロウな日々」と色んなものを紹介しています。